山川誠プロジェクト研究准教授、椎名毅シニア教授が日本超音波医学会にて菊池賞(論文賞)を受賞

2025/06/03
  • 理工学研究科

受賞者
山川 誠 プロジェクト研究准教授(SIT総合研究所)
椎名 毅 シニア教授(理工学研究科)

大会名

日本超音波医学会


賞名
菊池賞(論文賞)

発表題目
Artifact reduction in photoacoustic images by generating virtual dense array sensor from hemispheric sparse array sensor using deep learning

研究内容
光音響イメージング(生体に光パルスを照射すると光吸収体から超音波信号が発生する光音響効果を利用して血管などを画像化する技術)において画質を良くするにはセンサ密度が密なアレイセンサが必要となる。しかし、技術的?価格的にセンサ密度が密なアレイセンサを作成することは難しく、疎なアレイセンサを用いると画質が低下する。そこで、ディープラーニング技術を用いてセンサ密度が疎なアレイセンサの信号から仮想的に密なアレイセンサの信号を生成することで光音響イメージングにおける画質を向上させる研究。

研究目的

センサ密度が疎な超音波アレイセンサを用いた光音響イメージングにおける画質を向上させること。

今後の展望
リアルタイムで高画質な光音響イメージングを実現することで生体内の微細血管イメージングが可能となり、医療における多くの分野の診断支援、治療支援に役立てていく。