八嶋 恵一朗 さん、藤澤 達哉 さん、遠藤 望音 さん、山口 友一朗 さん、中川 雅史 教授がGPS/GNSSシンポジウム2020で優秀ポスター発表賞を受賞

2021/04/26
  • 土木工学科
【受賞者】
八嶋 恵一朗 さん(土木工学科4年)
藤澤 達哉 さん(土木工学科4年)
遠藤 望音 さん(土木工学科4年)
山口 友一朗 さん(建設工学専攻1年)
中川 雅史 教授(土木工学科)

【指導教員】
中川 雅史 教授(土木工学科)

【学会?大会名】
GPS/GNSSシンポジウム2020

【賞名】
優秀ポスター発表賞

【発表題目】
NDVIを利用したUAV空撮SfM/MVS点群の分類
本文yashima_P1410104
【研究目的】
環境分野や農業分野、構造物の維持管理分野などで、複数の波長域を観測できるマルチスペクトルカメラの利用が拡がっています。本研究では、マルチスペクトルカメラで撮影した多視点画像群を利用したSfM/MVS (Structure from Motion / Multi View Stereo)処理により、Normalized Difference Vegetation Index(NDVI)を付与した点群を生成し、地物を分類する手法を提案しました。

【研究内容】
橋梁や河川、護岸、植生などを含むシーンを実験対象とし、UAVにマルチスペクトルカメラを搭載して撮影した多視点画像群を用いた検証実験を実施しました。
提案手法によって、マルチスペクトルカメラで撮影した多視点画像群から高密度点群を生成できると同時に、地物も分類できることを確認しました。
RTK-GNSS測位や熱画像の組み合わせによるSfM/MVS処理の安定性と処理速度の向上などを今後の課題としています。

【今後の展望】
国内の社会インフラは高度経済成長期に建設されたものが多く、高齢化?老朽化している土木構造物の割合が急増していることが社会的課題です。
また、災害が多いことも国内の特徴であり、緊急災害観測技術の重要性は増しています。
本研究に加えて、衛星観測や航空機観測、地上レーザースキャニング、ウェアラブルデバイス利用などの連携による、多様な測量技術を組み合わせた手法を提案することで、上記の社会的課題を解決することに貢献します。


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