月岡 鈴華さんが一般社団法人 建築研究振興協会より目前最好的足彩app3年度 優秀若手構造研究者表彰を受賞

【研究内容について】
本研究は、現在日本で最も高い超高層RC造建物（地上54階高さ221.56m）の下層階柱に使用されている高強度鋼繊維補強コンクリートについて、コンピューターを用いFEM解析（有限要素法）によって、実験で得られた構造性能をシュミレーションする解析技術に関する基礎的研究です。解析は、FINAL＠を使用しています。高強度鋼繊維補強コンクリート柱は、極大地震時にも損傷しにくく優れた構造性能を有しており、次世代レジリエントRC構造と期待される技術です。この技術をFEM解析によってシュミレーションするために必要な解析モデルの検討を行い、現在の研究課題を明確にしました。その研究成果が認められ、2022年度からは、FINAL＠の開発者である株式会社大林組との共同研究をスタートすることになりました。今後は大学院に進学し、さらにこの研究を進める予定です。