第8回SBMC最優秀賞の団体がVR治療アプリのビジネス展開に向けてクラウドファンディングを開始

2025/03/06
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リボンアーキテクツ1
リボンアーキテクツ2

 2025年2月4日から3月27日の間、第8回芝浦ビジネスモデルコンペティション(SBMC)で最優秀賞に選出された団体「リボンアーキテクツ」が、クラウドファンディングを実施しています。

リボンアーキテクツは、2023年9月に芝浦工業大学で開催された第8回SBMCで、広場恐怖症治療のためのVR曝露療法アプリケーションの開発について提案し、最優秀賞を受賞。20251月には、東京ビッグサイトでの展示イベント「Tokyo DIGICONX」で3日間の展示を行いました。さらに、関連するピッチイベントではファイナリストに選出され、多数のデジタルコンテンツを扱う事業者、一般来場者、VC、メディア関係者等に向けてプレゼンテーションを行いました。

現在、「広場恐怖症で学業や仕事を諦めてしまう人を、ゼロにすること」を実現するため、中断率0%のVR曝露療法アプリケーションを開発中です。VRを用いて環境を自由に設定し、患者の病状に合わせた曝露療法空間を提供できれば、段階的な治療を提供でき曝露療法の中断率は下がると仮説立て、その研究を進めています。また、今年5月には法人を設立し、メンタルクリニックと共同で研究開発を行い本格的にビジネスを展開する予定で、現在大学認定ベンチャーに申請中。プロトタイプの完成後、2025年6月から約2か月間の効果検証を実施したのち、2026年中にビジネスモデルの確立?実装を目指します。

なお、プロジェクトへの支援金は、国立精神?神経医療研究センター(NCNP)の倫理審査や機器購入の費用として活用されます。