女子中学生を対象とした進路を考えるイベント「理系スイッチON」を開催しました
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3月22日、豊洲キャンパスにて「理系スイッチON~理系に進む未来を想像してみませんか?~」を開催しました。
文系?理系を決める前の中学生60名を対象に、「理系」という選択肢を考えてもらうことを目的とした「ランダム理系体験」と「未来を覗き見おしゃべりタイム」を実施。また、来場いただいた保護者に対しては大学概要説明会を行いました。
参加者からは、「実際に大学生から話を聞くことができ、大学がどんなところか想像できた」「子どもが少しでも理系について知識を広げ興味を持てる今回のような機会は大変有益だと思う」といった感想が聞かれました。
芝浦工業大学は引き続き、女性の理工系人材育成に向けた取り組みを続けてまいります。
開催レポート
■ランダム理系体験
「思いがけないところにやりたいことが見つかるかも」をテーマに、参加者は3分野の理系体験にランダムに割り振られました。どの講座の参加者も楽しそうに体験している様子が見られました。
「未来の都市を守るカギはここに!液状化のふしぎを体験」(工学部?稲積真哉教授)
液状化に関する講義を受けた後、実験室で実際に土や水を触りながら、液状化の仕組みについて学びました。
〈参加した中学生のコメント〉
?液状化を自分たちで見たり、それを防ぐために砂を固めたり、水の割合を少なくしたりするのが楽しかった
?実験を通して大学生としての生活の一片が見れて良かった
?学ぶだけで終わるわけではなく、どのように生かし人々の生活を支えていくかを考えているところが印象に残った



「デザインを知ってしまう『価値のデザイン』」(デザイン工学部?蘆澤雄亮教授)
実際にある事例をもとに、デザインにおいて重要な「考える」を体験するワークショップを実施。オープンラボにて、「瞑想」をテーマにホテルを活性化させるアイデアを出し合いました。
〈参加した中学生のコメント〉
?課題を見つけ、それを解決するために、常に考え続けなければいけないということが意外に自分に合っていることに気づくことができた
?自分で考えることが多くていろいろ考える機会になった
?ワークショップの話し合いがすごく楽しかったので、もっと長い時間やりたかった



「イチゴからDNAを抽出してみよう!」(工学部?李沁潼准教授)
身近にある材料を使って、イチゴからDNAを抽出する実験を行い、またそれに関する講義を受けました。希望者には研究室ツアーも実施しました。
〈参加した中学生のコメント〉
?日用品を使ってイチゴのDNAを抽出できることに驚いた
?DNAを抽出する実験をもっといろんな食物を使ってやってみたい
?実験と研究室見学では、大学生がどんな研究をしていて、どんな場所で過ごしているのかを知ることができてよかった



■未来を覗き見おしゃべりタイム
中学生が大学生に自由に質問できる場として、おしゃべりタイムを実施しました。大学生は、自身の経験を振り返りながら、理系の魅力や大学生活、自身の進路選択などについて話し、終始和気あいあいとした雰囲気でした。


■保護者対象大学概要説明会
中学生がおしゃべりタイムに参加している間、保護者向けには別室で大学概要説明会が開催されました。進路の選び方から現在の入試トレンド、そして女子在学生をゲストに迎えて、理工系への興味?関心のきっかけや大学について調べる方法、中学生のうちにしておいた方がよいことなど、進路選択の参考になるようなトークイベントを実施しました。

